時速30キロとことこの旅

徒然自転車に乗っていた女が体力に限界を感じて原動機に魂を売りました。

【西湖・湖畔キャンプ場】薪の目処はつけておかねばならぬと女は学んだ

富士五湖のひとつ、西湖。

西湖・湖畔キャンプ場。

 

めちゃくちゃ良いキャンプ場だった。

 

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正体不明の動物が遠くで鳴いていた。あいにくの曇り

シーズンも落ち着いて、ガラ空きだったのも良かった。

広々としたサイト、湖畔もある。

バイクでのキャンツーが二組、車が数組。

みな間隔をあけて設営、贅沢な空間の使い方をしていたように思う。

 

女はこの日の発言を覚えている。

「せっかくだから広く設営しよう!」

 

しかし女は首をひねった。

相変わらずわたしたちの拠点、小さくね??

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いつも通り、となりにはお連れさんがいる

そもそもソロドームがふたつ、3m×3mのタープひとつ、わたしのモペッド一台、お連れさんの折り畳みミニベロ一台。

大きく張るほうが難しい。

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百円均一の洗濯用ロープは必須。タオルも干せる

そして猫がいた。

 

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残飯ハンター。ゴミの出しっぱなしは要注意

西湖・湖畔キャンプ場の近くにはいくつか他のキャンプ場もある。

西湖テント村や西湖自由キャンプ場など。

 

自由キャンプ場はソロキャンパーが多いという噂を聞くし、いずれ行ってみたい。

ぶらぶら遊びに行ったところ、自由キャンプ場の受付に

『キャンキャン吠える犬は持ち込み禁止』

というような張り紙があって、お連れさんと爆笑した。

 

成程、口コミではファミリーキャンパーやグループキャンパーたちの評判がよろしくないようだけど、なるほど。

 

好き。

 

女はこの張り紙を見た瞬間に、次に西湖にきたらここに泊ろう、と思った。

 

 

わたしが宿泊した湖畔キャンプ場には飯炊き用の薪しかなく、モペッドを転がして焚火用薪探しの旅に出た。

せめて他のキャンプ場の売店にはあると思ったのだが、オフシーズンだったことが災いして、どこへ行っても薪がない。

 

寒い時期のキャンプは焚火が必須なのだ!困る!

と、頭を抱えつつ、もしどうしても見つけれられなければ、焚火は諦めて早々に寝ようと考えていた。

 

そんな折の救世主。

 

心も体もほっかほか、いずみの湯で売っていた!

心の中で神仏に手を合わせ、モペッド君のステップに薪を積み込む。

お、そういえばゆるキャン△のリンちゃんも同じようなことをしていた。

 

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脱衣所で脱水症状を起こしていたお姉さんは大丈夫だっただろうか

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懐かしい紙の蓋。これだけで心が温まる

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必殺 ステップフル活用

普段から過積載なこともあるし、これくらいのことはどうってことないさ!

運転はどうってことなかったが、道行く人々の視線は集めました。

 

女は思った。

うるせぇ、命綱なんじゃ、焚火。

 

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途中の小雨で湿ってしまった。乾かしながらゆっくり燃やす

残念ながらこの日は曇り。

晴れていたらもっと良い景色が拝めたに違いない。

 

ちなみにこの日は、初めてメスティンでご飯を炊きました。

おいしいなぁ、野営で炊く白米。

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初めてにしては上手に炊けた



こんどからはきちんと、薪が売っているかも調べていこうと思った。

ことを、いまさら思い出した女であった。

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誘惑が凄い

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誘惑に抗えなかった